新幹線が人とぶつかるなんて滅多に起きないし、あんな早い新幹線と人がぶつかったら大変ですよね。そんな事故の影響を受けました。
乗ってた新幹線のちょっと前を走っていた新幹線と人が接触して事故になり、その影響で新幹線が大幅に遅延しました。
2021年10月18日12時54分頃の豊橋駅で、のぞみと人が接触した事故です。およそ4時間後の午後4時50分ごろに運転を再開しました。
運転再開予定時間が何度も延期
事故に遭った直後の運転再開見込時刻はたしか1時間程度だった気がします。しかし、そこからが長く、30分刻みくらいでどんどん延長していくのです。途中1時間延長されたときは精神的に来るものがありました。結局は4時間遅延ということで、合計、新幹線に6時間弱乗っていたことになりました。
帰宅ラッシュを避けて朝早めの新幹線の切符を買ったのに、ガッツリ帰宅ラッシュです。帰宅ラッシュもピークを過ぎてるくらい。そんな感じでとても大変な日でした。
新幹線は2時間以上遅延すると特急料金が全額返金される
新幹線が2時間以上遅延すると、特急料金が全額返金されます。新幹線に限らず、特急・急行列車も含まれるっぽいです。
JR東日本のこのページにも書いてあります。
・特急・急行列車が、到着時刻より2時間以上遅れた場合は、特急・急行料金の全額をお返しします。
・列車が遅れたことによって、乗り換え列車に接続しなかったため、お約束の到着時刻より2時間以上遅れる場合で、途中で旅行を取り止めるときや出発した駅までお戻りになるときのお取り扱いは列車が運転できない場合と同様です。
・特急・急行列車がご利用できるおトクなきっぷについては、商品によって払いもどしのお取り扱いが異なりますので、係員におたずねください。
ここでの注意点は、新幹線に乗るためにかかった金額すべてではなく、特急料金・急行料金のみということです。なので乗車券は返ってこないのです。特急料金分ってどのくらいの比率なのか、今回のケースはこのあと紹介したいと思います。
払い戻しは後日でも大丈夫
やっと動いて、目的地に到着した!そのタイミングで払い戻しをしようとするのは大変です。みんな窓口に殺到するため、長い行列ができています。
しかし払い戻しはその日にする必要はなく、1年以内にどこかの駅の窓口に行けば返金してくれるのです。有効期限?有効期限?が1年ということですね。
自分の場合は、改札から出る感じで、普段どおりに改札に切符を入れたら、以下の写真のように、遅払証の印が付いて切符が返ってきます。
念の為、改札を通す前に近くの駅員さんに確認してから改札を通したので、もし実際に行う場合は確認しておくと安心かと思います。
これで、いつでも払い戻しができますね。
スマートEXで購入したものはJR東日本では返金してくれない
どこの駅でも返金ができると聞いたので、目黒駅の窓口に行ってきました。
そしたら、「スマートEXで購入した場合は、JR東日本ではなくJR東海かJR西日本の窓口に行ってください。」とのこと。
「え?東京に住んでいるんだけど、JR東海まで行かないといけないのか?」って思ったのですが、どうやらJR東海が含まれているだかなんだかの駅であれば良くて、目黒駅から1番近いところだと品川駅とのことです。
おそらくですが、東京駅や新横浜でも受け取れそうです。
品川駅まで行って返金してもらった
ということで、品川駅に行ってきました。
- 品川駅の改札から出ずに、そのまま新幹線乗り場まで行きます。
- 新幹線乗り場の改札横の駅員さんに声をかけます
- 新幹線乗り場の改札内に入れてもらいつつ、窓口まで連れて行ってもらう
- 切符を渡してお金をもらう
ざっくりこういった流れです。(ゲームの攻略順を紹介しているみたい)
上の写真を見てもわかるかもですが、今回は新幹線の料金全体が17,790円だったのですが、そのうち6,790円が特急料金でした。それが妻の分もあるので×2です。
すなわち、13,580円が返ってきました!わざわざ品川駅まで受け取りに行く価値はありますね。
注意点まとめ
今回は新幹線の中で辛い思いはしましたが、無事特急料金が返ってきました。2時間以上の遅延で全額が払い戻しされますが、今回の記事で紹介した注意点が以下になります。
- 払い戻しされるのは特急料金のみで、乗車券料金は含まれない
- スマートEXで購入した切符の場合は、JR西日本かJR東海の駅でしか払い戻しの手続きができない
1年以内に窓口に行けば良いので、忘れずに近くを通ったときにでも行ってみると良さそうですね。自分もコロナが流行っているので、あまり電車に乗ってなかったので、2ヶ月以上間が空いてしまいましたが、無事返金されました!