Google Pixel 5が発売されてから3日間が経ちました。すなわち、Pixel 5を3日間も使ったことにになります。
3日も使っていると良い点・悪い点が見えてきますので、それについて書いていきたいと思います。Google Pixel 3やPixel 4を使っている人、それ以外の端末を使っている人に取って、Pixel 5に機種変するメリット・デメリットが伝わればいいなと思います。
Pixel 5に移行するメリット
まずは、良い点について紹介したいと思います。
顔認証から指紋認証センサーへの変更
Pixel 4とPixel 5との一番知名度が高い差分じゃないかなと思ってます。Pixel 4では顔認証だったのが、Pixel 5では指紋認証に変わっています。実はPixel 3も指紋認証ではあったので、自分にとっては戻ってくれたって感じですが。
今のご時世、コロナの影響でマスクをつけるのがエチケットになっています。マスクをしていると顔認証でロックの解除とかができないんですよね。そこがこのウィズコロナ期間とても困っていたことなのですが、指紋認証に変わってからは、とても快適になりました。電車の中とかでも、指をスマホの背面にい添えるだけでロックの解除ができるので、楽ちんです。
指紋認証でのスワイプを使った通知の表示
また、以前から指紋認証センサーがついている端末(Pixel 3)では、以下のように、指紋センサーをスワイプして通知を表示という機能がありました。
これを利用することで、わざわざ画面の上の方から指をなぞる必要がなくなり、指紋センサーをスワイプするだけで通知エリアの表示ができます。
設定→システム→ジェスチャー→指紋センサーをスワイプして通知を表示 から設定できます。
バッテリーの持ちが大きく改善
Pixel 3やPixel 4は全然電池が持たないと有名でした。それがとうとう改善されたっぽいです。 今回のPixel 5は節電を意識している感じが伝わってきます。 この3日間のバッテリー状況について紹介したいと思います。
1日目のバッテリー状況
この日は発売日です。8時半くらいにPixel 5が届きました。そこから起動開始です。
この日は、Pixel 5の発売日なので家で仕事をしていたのですが、初期設定とかゲームの引き継ぎとかで結構スマホをいじっていたと思いますが、電池使用量は上記のスクショのようになりました。 届いた時点で70%前後と低かったりもしたり、途中でPixel Stand使えるかなって思って充電のテストをしたりしていましたが、誤差だと信じたい。
2日目のバッテリー状況
この日は朝から会社に行ってきました。 そして、ちょうどウイイレアプリ2021の大規模アップデートが完了した日で、ちょっとウイイレを多めにやってました。
そんな1日だったのですが、一日が終わっても50%もバッテリー残量があります。あれ、この調子だと2日も保ちそうだぞ!!
3日目のバッテリー状況
土曜日でポケモンGOのコミュニティデイというヒトカゲがたくさん出現するイベントだったので、ポケモンGOを多めに遊んでました。 だいぶガッツリ遊んだつもりではあったのですが、63%も残ってたのでびっくりです。
Pixel 5のバッテリーについて
ということで、上記からもわかるように、圧倒的に電池の保ちが改善されたかなと思います。Androidユーザーでバッテリーの減りが気になる人のはおすすめかもしれないですね。
広角カメラ
Pixel 5のリアカメラ(メインカメラ)には広角レンズのカメラも搭載されるようになりました。
ということで、夜中の目黒川で撮影して比較してみました。
これを基準に比較していきたいと思います。
こちらが広角レンズですね。通常はf/1.7でしたが、このカメラで撮影するとf/2.2になるっぽいです(撮影した写真をGoogleフォトで情報を確認した)
逆にズームをMAXまでしてみるとこのようになりました。 この画像を大きなディスプレイで見ていただきたいなと思うのですが、画質が悪いですね。。ズームなので仕方ないですね。
Pixel 5とPixel 4とiPhone 11 Proの夜景モード比較
せっかくなのでと思って、他の端末でも撮影してきました。 (Pixel 5で普通に撮影したら夜景モードで撮影されたっぽいので、その画像を利用)
Pixel 4とPixel 5では、カメラ性能も変わってないので、ほぼ同じような写真になりました。変わったのは写真の中の信号の色くらいですかね。
iPhoneだと、奥の建物の明るさが暗かったり、特徴が出ているかなと思います。
軽量化
パット見のサイズはあまり変わらないように見えるかもですが、持ってみると全然違うんです。Pixel 4と比べると圧倒的に軽いんです。
端末 | 重量 |
---|---|
Google Pixel 3 | 148g |
Google Pixel 4 | 162g |
Google Pixel 5 | 151g |
数字で比較するとわかりにくいのですが、持ってみるとめちゃくちゃ違うんですよ。iPhoneとかと比べてもわかるのですが、これは軽い。文字だとなかなか伝わらないのが悔しい。。
パンチホール付きディスプレイの良さ
フロントカメラがディスプレイの中に配置されていると思いますが、これって意外と良いなと思いました。
今までだったら、ディスプレイの上部にスペースを設けてフロントカメラがありましたが、そこの部分が完全になくなるのです。すなわち小型化に繋がるんですよね。すなわち、軽量化にもきっと繋がるんだと思うんです。 ということで、意外と大事なアップデートだなと思いました。
もちろん、全画面のゲームなどをしているときも、この部分にはゲーム画面が表示されないようにちゃんと端っこがカットされるので、ゲームに影響がありません。
バッテリーシェア機能
使い頻度こそは少ないかもしれないですが、万が一に備えて安心できる機能です。Pixel 5からそれ以外のワイヤレス充電機能がついている機器への充電ができます。もちろんiPhoneの充電もできたり、以下の画像のようにGoogleのイヤホンであるPixel Budsも充電できます。
例えば、旅行中に充電器の予備バッテリーもなくなってしまったけど、iPhoneの充電がしたいってときに役に立ちそうですよね。
Pixel 5に移行するデメリット
次に、悪い点について紹介したいと思います。
スペックが若干低い
これは、以前の記事でも紹介しました。
Pixel 4のCPUベンチマーク
Qualcomm Snapdragon 855は、2018年12月に発表された8コアのチップで、7nmプロセス技術を用いて製造されています。2.84 GHzのCortex-A76 (Kryo 485 Gold)コア1つ、2.42 GHzのCortex-A76 (Kryo 485 Gold)コア3つと1.8 GHzのCortex-A55 (Kryo 485 Silver)コア4つを搭載しています。
Pixel 5のCPUベンチマーク
Qualcomm Snapdragon 765Gは、2019年12月に発表された8コアのチップで、7nmプロセス技術を用いて製造されています。2.4 GHzのKryo 475 Prime (Cortex-A76)コア1つ、2.2 GHzのKryo 475 Gold (Cortex-A76)コア1つと1.8 GHzのKryo 475 Silver (Cortex-A55)コア6つを搭載しています。
Pixel 4とPixel 5のスペックの違い
この2つの結果を比較してみると、明らかにPixel 5の方がスペックが低いことがわかります。おそらくこの分を電池の消費量削減に貢献できたんじゃないかなと勝手に信じてます。
その分、価格が安い・お手頃
スペックは下がっているのですが、ただ、その分、本体価格がとても低く設定されているんです。Googleの場合、ソフトウェアが優秀なため、高価なハードウェアを使わずソフトウェアで頑張ってくれるので価格が抑えられているんだと思います。
料金も74,800円と安いですね。
iPhoneとかだと、スペックが無駄に高く高級品なためにとても高くなっているのですが、ほとんどの人はあのスペックを使いこなせてないんじゃないかなと勝手に思っています。3Dのゴリゴリゲームをやらなく、それ以外の用途であればこのPixel 5で十分かなと思っています。
スピーカーの劣化
個人的に残念なのが、Pixel 3→Pixel 4→Pixel 5と進化するたびに、スピーカー部分が悪くなっているように感じます。
ウイイレアプリのような横画面で遊ぶゲームをするときに、音がステレオに聞こえるためには、スマホの上と下にスピーカーを配置する必要があると思います。
この写真で伝わるかわかりませんが、Pixel 3では上下のスピーカーがどちらもディスプレイの全面についていると思います。なので、横画面のゲーム中も音がよく聞こえます。
Pixel 4になると、下のスピーカーが端末の全面ではなく下に配置されてしまいました。それによって、音が横方向に向かって出るので、ちょっと小さく感じます。ゲーム中の手の位置によっては間違ってスピーカーを塞いでしまったりするので、嫌な場所でした。
Pixel 5になるとどうでしょう。上部のスピーカーがとうとうなくなってしまいました。ウイイレをやっていても、全然音が聞こえませんw実況も何喋っているのかよく聞き取れないのです。。これは困りました。。
Google Pixel 6では、この問題は改善させていただきたいです。
音ゲーをする方は注意かも
そのため、横持ちで音ゲーをする場合、もしかしたら音が聞きにくくなるかもしれないです。例えば、デレステやガルパ、最近だと初音ミクのプロジェクトセカイとかでしょうかね。 そこで、イヤホンの着用をおすすめしたいです。 Google製のワイヤレスイヤホンのPixel Budsだと、音の遅延が激しいため、ワイヤレスイヤホンだと音ゲーには向いていません。そこで、有線で接続したイヤホンを使用することをおすすめしたいです。
ただ、注意しないといけないのが、接続端子がUSB Type-Cのため、Pixel 5付属の変換アダプタを利用しないといけないのでご注意ください。
カメラのシャッター音とスクショ音がうるさい
初めて撮影したときは驚きました。写真撮影の音が静かで有名だったPixelシリーズでしたが、Pixel 5はとっても音が大きくなっています。iPhone並の大きさに感じます。ちょっとそこが残念。。
その他
メリット・デメリット以外にも、ぜひ知っていただきたい情報も紹介したいと思います。
おすすめのスマホリング
Pixel 4のときもそうだったのですが、Qi(非接触充電)機能がついているスマホを使っていて、スマホリングをつけている人に、ぜひ使っていただきたいスマホリングです。
スマホリングをつけているのに、ワイヤレス充電器で充電ができるんですよ! 詳しくは以下の記事でも書いているのでぜひ御覧ください。
Edyのオートチャージエラーの対策設定
楽天Edyはオートチャージ機能があります。ずっと使っているのですが、デフォルトの設定だといつもオートチャージエラーになります。オートチャージに失敗したらオートチャージじゃなくなります。
その対策として、電池の最適化しないリストに追加する必要があります。
- 設定→アプリと通知→詳細設定→特別なアプリアクセス→電池の最適化
- 最適化していないアプリの一覧が表示されると思うので、プルダウンからすべてのアプリを選択します
- モバイルFeliCaクライアントを選択して、最適化しないに設定します。
これで、オートチャージに失敗しなくなるはずです。機種変するたびにこの問題にぶつかって、毎回設定してます。
キーボードの設定
地味に重要なのがキーボードの設定です。今まで使っていたGboardの入力設定がちょっとでも変わると、文字入力が一気に遅くなり、ストレスとなります。なので、みなさん、自分自身の設定というのはちゃんと記録しておいたほうが良いかと思います。
ちなみに、自分の設定はこんな感じです。(雑なスクショメモ)
さいごに
ということで、Pixel 4で課題だったバッテリーの持ちが悪い問題が改善されたので、とても良い機種となったと思っています。 スピーカーさえどうにかなればPixel 5はホントおすすめしたい端末です!!
また、他にも気づいたことがあれば紹介したいと思います。