日本のGoogle Pixelシリーズにも通話スクリーニング機能が来ました。一週間くらい前にアップデートはしていたのですが、おそらく各端末への反映に時間がかかってやっと本日使えるようになったのを確認できました。
ということで、早速使って記事に書いていきたいと思います!
通話スクリーニングとは?
通話スクリーニング機能は、電話に出る前に相手の名前や要件を確認することができ、それを聞いた上で出るか出ないかを選択できるという迷惑電話に対してとても良い機能です。東○ガスの電気どうですか?みたいな電話もスクリーニングができるってことですね!
自動通話スクリーニングやCall screeningのように言われる場合もあるみたいです。
対応キャリアが関係あるという記事を見かけましたが、おそらく関係ないはずです。今だとPixel 3以降(それ以外のAndroid端末はまだなのかな・・・?)なら使えるはずです。
以下がGoogleの電話アプリのヘルプページになりますので、詳細はこちらを見ると良いかもしれません。
音声の設定
現状だと日本語の音声は2種類用意されています。
- Voice 9
- 男性の声
- Voice 7
- 女性の声
女性の声の方が相手の気を悪くしなさそうなので、女性に設定しました。
ちなみに、設定は、「電話アプリ」→右上の︙→「設定」→「通話スクリーニング」→「音声」から設定できます。
通話スクリーニングを体験してみる
では、早速使ってみました。
まずは手元のiPhoneからPixel 5に電話をしてみます。
着信画面に「通話をスクリーニングする」というボタンが追加されています。このボタンを押すことで、通話スクリーニングを開始できます。
するとGoogleが代わりに電話に出て以下のような文言を発信相手に話してくれます。
「おかけになった相手先は、Googleのスクリーニングサービスを利用しており、この通話の文字変換データを受信します。ご用件をお話しください。」
なので、発信者側は要件を話してくれるはずです。
ガス会社が電気の営業を想定して、「ガスと電気の統合はいかがですか?」って話したつもりだったんですが、日本語の認識能力はOK, Google!と似ている感じですかね。でも、ちゃんと相手の喋った内容がリアルタイムで出力されました。
これに対して、以下の項目が選択できます。(上のスクショでも一部が表示されていますが、これをスクロールして選ぶことになります)
- スパムとして報告(電話帳に登録してない場合)
- もっと詳しく教えて下さい
- 「詳しいご用件をお話しください。」
- どちら様ですか(電話帳に登録してない場合)
- 「確認のため、お名前をお聞かせください。」
- 急用ですか(電話帳に登録している場合)
- 「お急ぎのご用件ですか?」
- わかりません
- 「うまく聞き取れませんでした。もう一度お話しください。」
- お電話ください
- 「ただいま電話に出ることができません。しばらくしてからおかけ直しください。」
- 後で電話します
- 「ただいま電話に出ることができません。後ほどこちらから連絡いたします。お電話ありがとうございました。」
- 間違い電話です(電話帳に登録してない場合)
- 「電話番号をお間違えのようです。お電話ありがとうございました。」
このように、それぞれ、選択するといい感じの日本語で返してくれるみたいですが、今回は「間違い電話です」を押してました。上に書いたパターン以外もありそうな気がしますが、もうちょっと試してみないとわからないです。。
これで営業電話を撃退できますね!早く迷惑電話がかかってこないかな!